支所発地域力向上支援金事業『葛山整備事業』に決定

 5月に募集を行ないました芋井地区の「支所発地域力向上支援金事業」について、6団体の皆様からご応募をいただきました。その内、選考委員会での審査の結果、『葛山整備事業』が対象事業に採択されました。

この支援金は、地域の団体が行なう地域力向上のための活動に対して、地域の状況に応じて活動費を支援する、本年度の新しい事業です。

今回対象事業に決定した『葛山整備事業』は、市の文化財に指定されている葛山城址及び周辺遊歩道を地元の有志の皆さんの力で整備していこうという試みで、今年度以降も継続して整備を進める計画とのことです。

地域の皆さんも身近にある地元の史跡を一度訪れてみてはいかがでしょう。

◆葛山(芋井地区鑪地籍)

標高810m。戦国時代にこの地を支配した落合氏の拠点である『葛山城』が築かれ、川中島の戦いでは軍事拠点として重要な役割を担ったが、1557年、武田晴信(信玄)の攻撃により落城した。

現在も山頂を中心に城跡が見られるほか、遊歩道からは長野市街地、芋井地区一円の眺望が楽しめる。